幸せな日に思ったこと
夜勤明けから寝ないで過ごし、夜は一人で映画を観に行った日。
すごく幸せだった。
初めて入った店はカウンターが奥の方にあり、一人でも落ち着いて食事ができた。
涼しい地下鉄の駅で待っている間に、自販機で買ったコーヒーのカップの柄がとても可愛くて癒された。
そして映画の、響く重低音・大音量。超絶ストレス解消になった。昔は、映画館で観る映画って無駄にうるさいと感じて、耳栓した状態で観たいと思うくらいだったのに。
帰りはポップコーンを買ってウキウキで帰宅。誇張ではなく、こういう幸せな瞬間のために生きてると思った。
でも、私が感じた幸せは誰かの仕事のストレスの上に成り立っているんだろうとも思う。
飲食店で、映画館で、接客してくれた人。料理を作ってくれた人。当たり前のように夜中まで動いている公共交通機関だって、当然夜勤者がいないと成り立たない。
私が仕事中表面上笑顔を心掛けながら内心ブチ切れそうになっているように、目の前の客のことなんて心底どうでも良くて、ただただ早く帰りたい一心で急いで仕事してるように、相手もまたそういう気持ちをひた隠してくれてるかもしれない。そう思うと、自分が「お客様」の立場になった時に、我が儘な振る舞いなんてとてもじゃないができないししたくない。
それが理解できるようになっただけでも、働いた意味はあったかなって、そう思う。
ちなみに観た映画は「閃光のハサウェイ」。すごく面白くて自分の中でロボットアニメ熱が再発し、今日は「ガンダムUC」をアプリで観てた。今後好きなキャラ語りとかもしたい。