私は繊細ヤクザになりつつあるのかもしれない

先日、貴重な3連休の初日に、以前仕事でお世話になった先輩方と あるイベントに参加した。帰宅後グループLINEで「とっても楽しかったです! ありがとうございました😃」と発言。

 

…嘘。本当はただただ疲労して、次の日は回復のために夕方までひたすら横になっていた。結構楽しみにしていたはずなのに、なぜこんなことになったのか。

理由①車内で弾む会話についていけなかったから。

久し振りに会う者同士だが、皆言いたいことが次々浮かぶらしく、常に誰かがずっと喋っている。どのタイミングで何を言うべきか・それとも黙っているべきか、そういう判断が苦手な私は、面白かろうとなかろうと皆が笑うタイミングで一緒に笑い、「〇〇だったんだよ!」と言われれば「〇〇だったんですか!」と同じテンションで言葉尻をオウム返しすることしかできない。会話を楽しむどころじゃない。いかに空気を壊さずいられるか。私はいつだってそれで精一杯だ。

 

理由②イベント自体がさほど楽しくなかったから。

「また来年も行きたいね!」と盛り上がる皆。いや、私はいいです。どうか来年は私以外のメンバーで行ってくれますように。もう誘って頂かなくていい。

 

理由③食事中、1人の話を延々聞くことになったから。

内容は職場の人の悪口・噂話。もちろん私も興味が無いとは言わないけど、2時間弱ひたすらその話題なのって…。話してる当人は、自分しか話してなくて、周りにただただ相槌を打たせてることに気づかないんだろうか。久し振りに会えたんだから、皆の近況が聞きたかったのに。

 

理由④自分の能力の無さに、劣等感を刺激されるから。

・車を持っていないから、他の人の車に乗せてもらうしかない私。地図も読めないペーパードライバーは、助手席に座っても何の役にも立たない。

・どのお店でご飯を食べるかも他の人に決めてもらう私。普段の生活範囲が徒歩1キロ圏内で済んでしまうから、美味しい店なんてろくに知らない。

・他人の会話にケチつけるだけで、他人を楽しませる会話なんでできやしない私。

 

自分は何もできず、何かに興味を持ったり楽しんだりすることすら苦手なくせに、文句だけは常に一丁前。そんな私はネガティブな繊細ヤクザになりつつあるのかもしれない。でも今更変われやしないんだよ。「どうすれば変われるか・できるようになるか」じゃない。できないものはできないんだよ…!って、絶叫したくなる。